2007年 01月 29日
久しぶりの観劇
先週末、劇団あとむによる「風を見た少年」という音楽劇を見てきました。
C・W・ニコル氏の同名小説を舞台化した作品です。
仏教の「輪廻」と通じるところがあり、小学生にはちょっと難しかったかな?
でもこの作品の「人間は脱皮をしながら成長し続けることが出来る」というテーマは、素晴らしいなぁと思いました。
競争が絶えないこの社会、戦いを止めさせる為の戦い・・・
人も動物もみな自然の一部であり、自然の「命」をもらって生きながら、また自然にかえるという法則を無視した人間・・
そんな身勝手な社会の中で、日頃忘れてしまった「魂」や「心」を思い出させてくれる作品でした。
主人公である「少年」の優しい「魂」は、子ども達の純粋な心の中に、いやいや大人達の中にもきっと住んでいるはず。
戦争を止めさせるため、さらに人を殺し、物を破壊する人間に対し、「分からない!」といって(体が)死んでしまった少年に、涙が止まりませんでした。
生の楽器と歌が織り成すストーリーもさることながら、舞台上の布の使い方も一つの見所だったでしょうか。
様々な布が風や川になり、山になり、そして巨大な氷の顔になる・・
布のマジックといって良いくらい。
客席の通路にこっそり仕込んだ反物を使って風をおこすところは、サプライズで子どもも大喜びでした!
それにしても、少年が風に乗って飛ぶ場面で、役者さんが肩車にのって会場を駆けるところといい、変化自在の棒で文字を作ったり、その他諸々の演出、どれをとっても「む○び座」さんのある作品を思い出してしまう・・・(ーー;)
もしかして演出家さんが一緒・・・?
C・W・ニコル氏の同名小説を舞台化した作品です。
仏教の「輪廻」と通じるところがあり、小学生にはちょっと難しかったかな?
でもこの作品の「人間は脱皮をしながら成長し続けることが出来る」というテーマは、素晴らしいなぁと思いました。
競争が絶えないこの社会、戦いを止めさせる為の戦い・・・
人も動物もみな自然の一部であり、自然の「命」をもらって生きながら、また自然にかえるという法則を無視した人間・・
そんな身勝手な社会の中で、日頃忘れてしまった「魂」や「心」を思い出させてくれる作品でした。
主人公である「少年」の優しい「魂」は、子ども達の純粋な心の中に、いやいや大人達の中にもきっと住んでいるはず。
戦争を止めさせるため、さらに人を殺し、物を破壊する人間に対し、「分からない!」といって(体が)死んでしまった少年に、涙が止まりませんでした。
生の楽器と歌が織り成すストーリーもさることながら、舞台上の布の使い方も一つの見所だったでしょうか。
様々な布が風や川になり、山になり、そして巨大な氷の顔になる・・
布のマジックといって良いくらい。
客席の通路にこっそり仕込んだ反物を使って風をおこすところは、サプライズで子どもも大喜びでした!
それにしても、少年が風に乗って飛ぶ場面で、役者さんが肩車にのって会場を駆けるところといい、変化自在の棒で文字を作ったり、その他諸々の演出、どれをとっても「む○び座」さんのある作品を思い出してしまう・・・(ーー;)
もしかして演出家さんが一緒・・・?
by nori_nike
| 2007-01-29 12:51
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